正社員とパートナーが同じ目線で連携し、属人化しがちなインフラ運用をエントリーエンジニアでも実行できる形へ

株式会社SUPER STUDIO 様

業種
Webサービス
従業員数
364名(2025年4月末時点)
事業内容
統合コマースプラットフォーム「ecforce」の提供、自社D2Cブランドの企画・運営

課題

  • インフラエンジニアの採用難易度が高く、正社員採用では事業計画に対応しづらい
  • インフラチーム⇔開発チームでスキルセットが異なり、社内での異動も難しいため担当領域におけるプロ人材が必要だった

結果

  • 4ユニットから構成されるSREグループにてインフラ運用を標準化・手順化、エントリー層でも即戦力化となる仕組みを構築
  • ラクスパートナーズから紹介されるエンジニアはコミュニケーション力と主体性が高く、SUPER STUDIOのカルチャーにもマッチしていたことから、スムーズに業務を推進できた

お話を伺った方

田幸 久志氏

株式会社SUPER STUDIO 執行役員 兼 SREグループマネージャー

田幸 久志氏

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Web、QA、インフラ、機械学習まで、専門エンジニアを即戦力でご提案。
まずはご相談ください!

コマース事業の成長を支える統合コマースプラットフォーム「ecforce」

                           

——まずは、御社の事業内容についてお聞かせください。

SUPER STUDIOは、統合コマースプラットフォーム「ecforce」を開発・提供しています。「ecforce」は、単なるECカートシステムではなく、データ分析・利活用の環境構築ができるソリューションやOMOソリューションの提供など、コマース事業を行う上で必要な要素をワンストップで提供しており、これらのプロダクトによって、本来顧客が注力すべきマーケティングや商品開発に集中できる環境をつくり、更なる事業成長を支援しています。また、自社でD2Cブランドの運営もしているので、その現場で得た知見やノウハウを継続的にプロダクトへ反映している点も特徴です。

1600社以上*で導入されているシステムの安定運用を担うSREグループの組織体制と課題

——田幸様が所属されているSREグループについてお聞かせください。

SREグループは、インフラ運用、インフラ改善、アプリ運用、運用統制の4ユニットに分かれていて、現在18名のエンジニアが所属しています。日々発生する運用監視業務や障害対応、ショップ開設時の顧客からの依頼作業や改善業務等を横断的に担っています。「ecforce」の安定的な運用や効率化を支えている部署です。

——SREグループをマネジメントされる中で、人材面での課題はどのようなところにありましたか

一番の悩みは、インフラ分野に特化したエンジニアの確保ですね。市場全体の状況として、若い方はサービスやアプリを作るといった花形の分野に行きがちで、インフラ分野を志望されるケースは少ないですし、それなりのスキルを持った経験者は、なかなか転職市場に出てこないんです。一方で社内のアプリケーション開発の人材をインフラ側に異動させようとしても、スキルセットがマッチしないことが多く、なかなか難しいところがあります。また、弊社の事情として、事業環境の変化に対応するためにスピード感を持った開発を行っていこうとすると、採用計画のアップデートが頻繁に起こるため、その時々の状況に対応できる柔軟性のある組織にしておく必要もありました。これらの要素が絡まり合って、インフラエンジニアの採用には苦労していました。

*2025年4月末時点の実績

エントリーエンジニアが即戦力に。属人化を解消する運用体制の構築

——そのような課題を抱えていらっしゃる中で、ビジネスパートナーとして約5年ほどお取引させていただいていると思うのですが、取引開始から現在に至るまで、率直にラクスパートナーズに対してどのような印象をお持ちでしょうか?

ラクスパートナーズさんとは過去5年間、継続してお付き合いしています。必要なタイミングで必要な人材を迅速にご提案いただけるため、SUPER STUDIOにとっては“安心してお任せできるパートナー”という印象があり、何かあれば必ずお声がけさせていただいています。特にSREグループでは、短期間に複数名を同時にアサインいただいたこともあり、人員要望から紹介までのスピード感に関して満足しています。

——そう言っていただけてとても光栄です。実際に参画したラクスパートナーズのエンジニアの評価はいかがでしょうか?

SUPER STUDIOが重視しているのは、“何でも一人で解決できるスーパーマン”ではなく、ビジネスマナーがありチームコミュニケーションをしっかりととれる人材であることです。弊社は、「何をやるかより、誰とやるか」という価値観を採用において大事にしており、社内にもそのカルチャーが根付いています。「人」を大事にするカルチャーが強い組織だからこそ、相手の立場になって考え、常に相手を尊重し慮った姿勢を持つことができるか否かは、SUPER STUDIOが一番重きを置いているポイントです。ラクスパートナーズさんから参画いただくエンジニアの方は、丁寧にコミュニケーションをとってくださいますし、チームで成果を出すとはどういうことか?という目線で向き合ってくださるので、SUPER STUDIOの文化になじむスピードが非常に速く、安心して業務をお任せできています。

——それはまさに、弊社の採用方針としても重視している部分です。日々の業務の具体的な課題感やエンジニアの働きぶりがわかるようなエピソードがあればお聞かせください。

私がSUPER STUDIOにジョインしたタイミングでは、インフラ運用が定型化されておらず、熟練者がそれぞれ担っているような状況でした。この業務を平準化し、誰が担当しても一定の品質を担保しながら回せる仕組みや体制を作る必要がありました。その中で、私よりも社歴が長い同僚からラクスパートナーズさんの評判を聞き、存分に活用させていただきながら社員とパートナーの方で協力して現在の運用業務の型を作り上げることができました。

直近では、参画してくださっているKさんが実務未経験ながらも安定的に運用を行ってくださっています。ご自身にとって未知のタスクでも『まずやってみます』と自ら手を挙げ積極的にキャッチアップしてくれたり、とても気持ちの良いコミュニケーションをとってくださったりするので、社員2名・パートナー3名から成る運用チームの中核メンバーとして早くも欠かせない存在になっています。 こういった形でSUPER STUDIOでは未経験の方もキャリアを積むことができますし、運用業務の手順化も進んでいるので、新たなパートナーの方であってもスムーズにタスクを進めることができます。業務知識がまだ豊富でないパートナーの方でも、その手順に従って作業ができるのか、という確認もできますので、その点においてもマッチしていると感じています。

今後の採用方針とカルチャーに寄り添うパートナーとして

—— 弊社の営業担当の印象はいかがですか?

営業の方とは、三カ月に一度の定例面談でエンジニアの稼働状況や今後の組織計画まで丁寧にフォローしていただいています。新規採用についても積極的にヒアリングしてくださるため、要件が固まる前や社内調整の初期段階でも、自分の頭の整理も兼ねて気軽にお話ができるのでとても助かっています。

 ——御社の今後のエンジニア採用についても、お伺いできればと思います。

事業・プロダクトが拡大フェーズに入ったことで、現場判断とリーダーシップを兼ね備えたマネジメント層の強化が必要だと思っています。もちろん正社員を増やして組織を厚くすることも一つの選択肢ですが、外部の専門人材に限定的に参画いただき、チーム全体のバランスを整えるアプローチも並行して進めたいと考えています。事業の目標達成のために、必要であれば手を動かす部分も行い、仕組み化もできるような“プレイングマネージャー”タイプの方に出会えれば理想的です。

——最後に、パートナーの活用方法について改めて一言いただければと思います。

派遣さんや業務委託のパートナーさん、フリーランスの方の中には、「正社員ではないからこのくらいの業務範囲だろう」と考えている方が結構いらっしゃると思うのですが、SUPER STUDIOではそうした前提にとらわれることなく、誰もがフラットに挑戦できるカルチャーを大切にしています。そのような中でラクスパートナーズさんのエンジニアの方々は、難易度の高い業務にも前向きに取り組み、当事者意識を持って成果を出してくださいます。4年ほど継続で参画いただいているDさんも、弊社では非常に頼りになる存在ですね。SUPER STUDIOの事業も変化が速いので、引き続き寄り添って伴走いただけると大変ありがたく思います。

<SUPER STUDIO特設採用サイト> https://careers.super-studio.jp/

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