正社員が基礎研究に専念できる環境を構築。当事者意識と主体性をもつAI・機械学習エンジニアが最先端研究を加速
株式会社デンソーアイティーラボラトリ 様
課題
- 開発フェーズに近づくにつれ、プロパー社員が実装などの業務に時間を取られていた。
- プロジェクトの予算状況に応じてタイムリーに人材を確保する必要があった。
- 研究テーマに対して、当事者意識を持ち、主体的に動けるエンジニアを求めていた。
参画効果
- BREXA SOLVIAの機械学習エンジニアが参画し、プロパー社員が基礎研究や高度な検討に集中できる体制を実現。
- 四半期単位での人材提案により、研究テーマや予算タイミングに即した柔軟な体制構築が可能に。
- ハイレベルな研究現場で着実に成果を上げ、論文の共同著者や発明の貢献者として名を連ねるケースも生まれた。
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失敗前提のチャレンジングな研究環境と、パートナー探しの理由
——まずは、御社の会社概要と事業内容について教えてください。
ご担当者様:当社は、自社事業を持たず、親会社からの委託で基礎研究を行う会社です。
毎年、親会社に「こういう研究をやります」という提案を行い、これに対して予算をいただく体制で研究開発を進めています。大学の研究室に近い環境ですね。
なので、「今やれないことをやれるようにする」ことが当社の最大のミッションです。そのため、失敗を前提に最先端の研究課題に挑戦する文化があります。
——利益や売上を追うというより、純粋に研究に没頭できる環境なのですね。その中で、どのようなお役割を担当されていますか?
ご担当者様: 私は、経理などの一部業務を除き、その他バックオフィス業務全般を担当しています。
契約関連、知財の担当や、エンジニアの採用もやっていて、言ってしまえば「何でも屋」です。
——非常に幅広い業務をカバーされているのですね。採用もご担当されているとのことですが、正社員採用の状況はいかがですか?
ご担当者様: 当社の場合、プロジェクトの納期に間に合わせるために人を雇う訳ではなく、「優秀な人がいれば採用したい」というスタンスで採用活動を行っています。
なので、一定以上のスキルを保有していなければ採用もしません。あるときには、100名以上の応募があっても1人も採用しない年もあるくらいです。
また、博士課程修了者や国際会議での発表実績があるような方がメインターゲットになるため、ハードルは高いですね。
——そのような厳格な基準がある中で、外部のビジネスパートナーを迎え入れようと考えられた当時の背景について教えてください。
ご担当者様: 当社としては、正社員には研究に専念してほしい思いがあります。
しかし、研究がプロダクトの開発フェーズに近づくと、実装やデータ整理、検証といった業務が生まれてしまい、基礎研究に専念できないという課題がありました。
そういった実務的な部分をお手伝いしてもらうためのパートナー人材を求めていました。
——数ある協力会社の中から、BREXA SOLVIAを選んでいただいた理由や決め手は何だったのでしょうか。
ご担当者様:複数社からご提案いただいておりますが、その中でBREXA SOLVIAさんを選んだ理由は大きく2つあります。
一つは、人材提案のタイミングです。
他社様の場合、エンジニアの採用活動が年に1回のため、研修期間を経て、ご提案いただくのは、毎年6月頃に固定されています。
当社は予算やプロジェクトのタイミングによって、需要が発生するタイミングが固定化されていません。
その点、御社の場合は四半期ごとに採用活動を行っていらっしゃるため、タイムリーにエンジニアをご提案いただけるのはありがたいなと思いました。
もう一つは、エンジニアの印象です。
御社のエンジニアは、当社のホームページや論文を読み込んでいて、
パートナー様のエンジニアがそこまでしてくれたことは初めてだったので、驚きました。
御社のエンジニアは、技術力だけでなく、当事者意識を持ち主体的に行動できる人材が多く、当社のカルチャーとの親和性が高いと感じた点が決め手となりました。
——実務未経験からのスタートという点について、最初の印象はいかがでしたか。
ご担当者様:正直、技術面に関しては疑心暗鬼な部分もありました。
しかし、参画後、良い意味で想定外の活躍を見せてくれました。
現場の研究者からの評判も良くて、「よくやってもらっています」という声をよく耳にします。
——現場からの評価が高い理由は、どこにあると思われますか?
ご担当者様:御社のエンジニアのモチベーションとバイタリティの高さにあると思います。
全くの異業種から、実務未経験で機械学習のエンジニアになるという方はなかなかいません。
その未経験の期間を取り戻すためにガムシャラに勉強しているのでしょうし、研修期間だけでなく、現場に入ってからも相当な努力や自己研鑽をされているのだと思います。
「スキルアップしたい」と思って入ってきてくれる人が当社にとっても嬉しいですし、そういう強い思いを持っているからこそ、このような評価に繋がっているのでしょうね。
ジュニア層から「論文の共同著者」へ
——現場で実際にどのような成果が出ているのか教えてください。
ご担当者様:はい。例えば、参画当初はジュニアレベルだったエンジニアが、学会発表の論文の共同著者(発明者)として名前が掲載されたりしましたね。
一般的な企業だと、外部のエンジニアの名前を論文に載せたり、報奨金を出したりするのは珍しいかもしれません。
ですが、当社はフラットな評価体制を取っていて、「学会発表の論文の内容に実質的に関わった人は本来載せるべきだ」というスタンスなんです。「一緒にやってくれたんだから当然だ」ということで名前を載せています。
——とても光栄です。参画しているエンジニア本人も、非常に喜んでいました。
ご担当者様:たしかに、実務未経験で入社して、論文や発明に関われるとは思っていなかったようで、すごく喜んでくれていると私の方でも聞いています。私たちとしても嬉しいですね。
当社の社員たちは、「お金のために働く」というより「自分の好きな研究を仕事として認めてくれる会社だから入っている」という知的好奇心にあふれた人が多いです。
土日も嬉しそうに論文や数式を読んでいるような環境なので、そういった雰囲気が協力会社様のエンジニアにも良い影響をもたらしているのかもしれません。
今後の期待:国内有数の研究環境で、さらなるステップアップを
——最後に、今後の展望や、これから参画するエンジニアへ向けたメッセージや期待をお聞かせください。
ご担当者様:ITや機械学習のスキルを本気で上げたいと思うなら、当社は本当に適している会社だと思います。
国内の学会なら積極的に参加を促していたり、研究に専念できる環境としては国内トップレベルだと自負しています。
実際に国際学会で年収4000万円というオファーを受けても、自由な研究環境を優先して当社に残ってくれる優秀な人材もいるほどです。
BREXA SOLVIAの皆さんには、ぜひこのチャンスを活かして頑張ってほしいです。
当社としても、パートナーの皆様とは長いお付き合いができればと考えています。
一番長い方だと20年以上参画していただいているエンジニアもいますので、長期的なパートナーシップを築いていければ嬉しいです。
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