AWS認定資格SAAとは。合格者が語る勉強法、試験概要、学習期間を徹底解説! - らくのーと。

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2025年9月18日

AWS認定資格SAAとは。合格者が語る勉強法、試験概要、学習期間を徹底解説!

クラウド需要の高まりとともに、エンジニアにとって必須ともいえるのが「AWS認定資格」。
その中でも特に人気なのが、AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト(英語表記:AWS Certified Solutions Architect – Associate)です。

SAAとも呼ばれるこの資格。今回は、ラクスパートナーズで活躍するインフラエンジニア・乙坂さんに、資格取得のきっかけから勉強法、学習期間、試験概要、実務での活かし方まで伺いました。

AWS Certified Solutions Architect – Associate SAAとは?

SAAはAmazonが提供するクラウドサービス「AWS」の設計・構築に関する知識を問う資格です。
「取得したい資格ランキング」で5年連続1位を獲得するなど、IT資格の中でもトップクラスの人気を誇ります。

AWSでは、サーバー構築やデータ管理、セキュリティといった多様なサービスを組み合わせてシステムを設計します。
大きく分類すると、試験では以下のことが問われます。

  • 可用性が高く、信頼性のあるシステム設計(障害に強い)
  • セキュリティ設計(IAMの権限管理など)
  • コスト最適化(安く効率よく動かす)
  • パフォーマンス最適化(処理速度やスケーラビリティを意識)

問われる内容からもわかるように、SAAは基盤となる知識を体系的に学べるため、インフラエンジニアクラウドエンジニアを目指すなら最初に挑戦すべき資格とされています。

乙坂さんはAWSを扱う現場において「SAAは必須の知識」と感じていたことから挑戦を決意。
「資格を取ったことで、要件定義などの上流工程に関われるようになり、業務の幅も広がった」と語ります。

SAA合格のための学習期間と勉強法

興味があっても実際に受けるとなると、どれくらい期間がかかるのか気になる方もいるのではないでしょうか?

乙坂さんを例に紹介すると、勉強期間は約1〜1.5ヶ月。毎日3〜4時間を学習に充て、短期集中で合格を実現しています。

活用した教材は次の通りです。

  • Ping-T(無料Web問題集・674問収録)
     AWSの基礎を効率的に学べる定番サイト。AWSを触れたことがない人でも理解しやすく、学習スタートに最適。
  • 書籍『AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書
     問題集で理解しにくい用語や仕組みを確認する“辞書”的存在。基礎から一歩深く理解するのに役立った。
  • YouTubeAWS資格対策講座
     視覚的にサービスのイメージをつかめる動画教材。移動中の学習にも活用。

「無料・有料の問題集を組み合わせ、辞書的に参考書を使う」という学習スタイルで効率的に知識を定着させたそうです。

教材で学ぶ他、並行して実際にハンズオンで理解を深めることもおすすめです。EC2, S3, RDS, VPC, IAMなど主要サービスを実際に触ることで、より知識の定着を図りやすくなります。

合格のコツは、単にサービスの知識を覚えるということではなく、実務でのイメージを持てるようにすること。「この要件ならどのサービスを組み合わせれば最適か?」という視点を持てるようになってくると合格も近いでしょう。

SAA資格試験当日までの流れと試験場の雰囲気

SAAの試験日について

試験日は定められておらず、空きがあればいつでも受けられるため、ある程度「ここまでに取ろう!」という期限を決め、逆算して勉強するほうが効率的かもしれません。

乙坂さんは勉強を始める前に試験日を決め、逆算して勉強を進めていったと言います。

SAAの申込について

申し込みに関してはAWSのアカウント登録が必要になるので事前に登録をしておきましょう。

その後は「AWS SAA試験の申し込み」でネット検索すると、申し込みサイトがヒットしますので、そこから申し込みを行いましょう。

SAA試験当日について

SAAの試験は、テストセンターまたは自宅オンラインの2つの方法で受験できます。
乙坂さんは「オンライン受験は監視が厳しく逆に緊張する」と考え、テストセンターを選びました。

  • 形式:CBT(Computer Based Testing)※コンピューター試験
  • 会場:テストセンターまたは自宅よりオンライン実施
  • 問題数:65問(複数選択または複数応答のいずれか)
  • 時間:130分
  • 合否通知:2〜3日後にメールで結果通知。合格するとAWSアカウントにバッジが表示される。

また乙坂さんは経験から「見たことのない問題も出ますが、飛ばして後で見直すことができるので、落ち着いて進めれば大丈夫です。」と話していました。

試験中に周囲の受験者が出入りするなど独特の雰囲気もあり、事前に流れを知っておくと安心とのことです。

資格取得のメリット

SAAを取得して感じたメリットは数多くあると乙坂さんは語ります。

  • 実務に直結:AWSサービス名が飛び交う現場でもスムーズに会話ができる
  • 業務の幅が広がる:要件定義や設計など上流工程にも参画可能
  • キャリアアップに有利:資格手当や給与への反映も期待できる
  • 自信が持てる:専門知識を証明することで社内外からの信頼が高まる
  • 未経験でも挑戦可能:実務経験がなくても、勉強すれば十分合格可能

実際にプロジェクトでフル活用しているからこそ、「取って良かった」と実感しているそうです。

これから挑戦する人へ

乙坂さんは、これからSAAを目指す人に向けてこう語ります。

「SAAはAWS資格のベースとなるもの。これを取ることで次のステップにつながります。
未経験でも努力すれば必ず合格できるので、自分のキャリアを広げたい人はぜひ挑戦してほしいです!」

乙坂さん自身も「ゆくゆくはAWS資格12冠を目指したい」と、次のチャレンジにも意欲的でした!

「AWSに興味がある」「クラウドエンジニアを目指している」という方は、乙坂さんのように一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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